タイトル、サクシャ、シュッパンシャ、を忘れずに・・・
| #2150 書き込み者名 フランコ将軍 HomePage [2005/07/18 15:22] |
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「川の深さは」 福井晴敏 講談社文庫
「亡国のイージス」や「ローレライ」といった映画の作者による処女作です。 オウムの地下鉄サリン事件や北朝鮮問題、さらにはその背景としての途方もないわが国の暗部に対し、警察をドロップアウトして家庭を崩壊させた中年警備員と、孤児となった在日朝鮮人の少女、そしてその少女を守る使命を己に課した少年が、壮絶な戦いを挑むというものです。 わが国を蝕む絶望的なまでの病巣の深さをうんざりするほど抉り出しながら、それでもこうして命を賭して何かを守ろうとする人物の姿に、夢中になってしまいました。 "熱い思い"なんて言葉では、到底表現不可能です。 千年帝国ビザンチンが滅びるとき、皇帝コンスタンチヌス11世は、 「人は一生のうち一度は、大切な何かを守るために己が命を賭けねばならぬことが必ず訪れる。 だが今我々は、その全てのために命を賭けねばならぬ。」 という言葉を残しています。 だが現代の日本において、人が命を賭してまで何かを守ろうとする機会は、武士の時代じゃあるまいし、まず滅多に訪れるものではありません。 私だって今まで生きてきて、命に代えても何かを守ろうなんて思ったことは一度もないし、一つしかない命を何かのために捧げる覚悟など、これっぽっちも持っちゃいません。 でも、いやだからこそ、この小説が単なる創作の物語でしかないとは思えないような気がします。 ちなみにこの投稿の標題は、小説の題名にもかかわってくるわけですが、そんな小説の題名がなぜこうなのかは、もう読んでのお楽しみです。(爆) |
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この書き込みのタイトルに
「おや?」と思ったのです。 謎は読んでからのおたのしみなのですね〜。 |
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