タイトル、サクシャ、シュッパンシャ、を忘れずに・・・
| #2154 書き込み者名 nono [2005/07/21 22:06] |
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「マイ・ストーリー」 作:山本容子 新潮社
銅版画家・山本容子・・・ よしもとばばな「TUGUMI」の装丁を手がけ、 ネスカフェのCMにも登場した人物の これまでの人生をつづった自叙伝。 "潔い" そんな言葉が、読み終わった後ひろがった。 こんなエピソードがある 大学で教えていた時、「先生、どうしても上手く描けないんですけれど……。」 という相談をよく受けた。別に不親切な性格ではないが、わたしの答えはただ一つ、 「止めれば。そうすれば悩まなくてもいいから、楽じゃない。」だった。 だれに頼まれてやっているわけでもないのだから、当然の意見だろう。 そうはっきり言い切ると、どうも学生たちはモジモジして落ち着かなくなり、 いろんなことを言い出す。そこで、「そんな風に色々やりたいという気持はあるんなら、 まだ大丈夫じゃない。」というと、すっきりとして帰っていったものだった。 この発想は、自分に対しても同じだ。 作者は悩まないわけではない。 多くの苦悩に直面し、その都度苦しみや哀しみを得ているのだが こんな風に歩んでいく。 その確固たる温度の高さに 胸をうたれました。 |
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山本容子さん、少し前に世界遺産をめぐる旅番組に出演していた時の様子が印象に残っています。
チェコ篇、だったんですけど……、数百年の重みある街並を背景にして、浮かず、気圧されず、 穏やかな語り口と凛とした立ち姿。 内なる温度の高さに支えられたものだったのでしょうか。 |
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