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天体写真へ挑戦 |
#332 書き込み者名 トーシロー [2000/10/29 00:38] | このメッセージにコメントを書き込む |
はじめまして、トーシローです。 現在、時間があれば惑星、星団などの観望を主にやっています。 とはいっても、「見るだけ」に楽しみを感じているだけの素人ですが・・。 ここ1年ほど前から、私は天体写真に大変興味を抱き、いろいろな雑誌などに 載っている星雲などの天体写真を自分でも撮ってみたいと思っています。 但し、現在使用している機材は私が中学生の時(20年前位かぁ・・・)に 使っていた反射式赤道機であり、型も古くガタもきており写真どころでは ありません。どうか写真撮影に耐えうる機材の購入を考えております。 最近の機材は何が何だかわからない上、非常に高価であるため悩んでいます。 こんな悩み、誰か詳しい方、相談にのっていただけませんか? もし、メーカ名などを本掲示板に出したりするのがまずいようでしたら 申し訳ございません。とりあえずは、このような相談をさせて頂きたいの ですが・・・・・。 |
トーシローさん いらっしゃいませ! #333 書き込み者 編集部 ふなもと HomePage [2000/10/29 01:45] |
トーシローさん。書き込みありがとうございます。 すでに望遠鏡をお持ちで、「見る」ことによる感動は充分に知っていらっしゃるようですね。やはり基本は自分の目で確かめることですからね。そして、これから天体写真をはじめられるということ。新しいことにチャレンジすることは、とても良いことですよね。頑張ってください!。 天体写真は、その対象によって撮影方法が様々に変わります。トーシローさんの場合は星雲の写真を撮ってみたいとのことですので、主に長時間露出で撮影する方法になると思います。そうなってくると、赤道儀は必須になりますね。でも、必ずしも高価な望遠鏡が必要かというと、そうでもないと思います。まずは最初に撮ってみたい天体の具体例を教えてください。 それから、今お使いの望遠鏡と、撮影に使う予定のカメラについても教えてください。メーカー名や商品名が入ってもかまいません。その製品が「良い」とか「悪い」と一方的に書くことは芳しくありませんが、今使っている機材を知ることは、これからのステップアップには必要なことですので、是非お知らせください。 |
早速のレスありがとうございます #334 書き込み者 トーシロー [2000/10/29 09:27] |
ふなもとさん、ありがとうございます。 まず、撮影対象は星雲・星団です。実は、大昔メシエ天体のナンバ1から順に写真をとって みたいと思っていた頃があります。 現在、使用している望遠鏡はビクセンのポラリスR100(100mm F10反赤)です。 これは相当昔の機種で20年頃前に必死に買ったものです。しかし、年月には耐えられず 赤経軸にガタがきています。但し、月・土星・木星・大き目の星団を見るには支障ありま せん。屈折望遠鏡も1台筐体のみあり、ミザールの中古掘り出し物です(60mm F10)。 これは、妻と二人で見るときに使用しています。 カメラはリコーXR500というマイナーな機種です。ペンタックスMZ7もありま すが、惑星の写真を撮るとき(ほとんどないですが)機械式のリコーを使用しています。 実際、次にチャレンジしようとしている星雲・星団写真は移動性を考慮して私の頭の中では 100mm程の屈折望遠鏡と赤道儀とオートガイダ装置を購入しようと考えています。ガイド スコープは今持っているミザールのものを使い、カメラ一台は直焦点で、1台は星野でと欲を かいております。現在の反赤はオートガイド中の観望用として現役続行を考えています。 やはり、長時間撮影が必須となるためオートガイダもと思っていますが、悩みの種は筐体と 赤道機です。いろいろな雑誌をみると、赤道機はEM200が多いのですが非常に高価です。 しかし、長い目で見るといいものをと思えますし、オートガイダをつければお値段が手頃な 赤道機でもいけるのではないか(GPDなど)とも思いますが、どこまで使えるのかが経験値 0のため分かりません。積載重量を考慮しなければならないと思いますし・・・。 ダラダラと書いてしまいましたが、よろしくお願い致します。 |
星雲星団といっても・・・ #335 書き込み者 編集部 ふなもと HomePage [2000/10/29 12:04] |
早速のお返事ありがとうございます。 「星雲星団」と一口にいっても、実は大きいものから小さいものまでいろいろあります。例えばオリオン大星雲やアンドロメダ大星雲・プレアデス星団などは、カメラの望遠レンズで充分撮影できる大きさを持っていますが、惑星状星雲や球状星団・銀河(小宇宙)などは長い焦点距離の望遠鏡でないとその形がわからないものもあります。それぞれの拡大率によって、使用する望遠鏡も異なってくることになります。 これと同様に、拡大率(=焦点距離の長さ)によって、架台の精度も要求されるようになります。また、対象の天体をなるべく短い露出時間で撮影できれば、架台の精度をカバーすることができるようになるので、そのために対象を明るく捕らえるために口径の大きな望遠鏡が必要になり、その結果重量が増すため架台も大きなものを必要とするわけです。 これらの要素と撮影したい対象を考え合わせて、必要な機材を割り出して行けば良いと思います。10cmクラスの屈折をお考えでしたら、焦点距離が短く対象を明るく捕らえることができるものを選ぶか、レデューサなどで短くできるものを選ぶなどが考えられますし、逆に口径の大きな反射望遠鏡を選んで拡大率を稼ぎ、架台をしっかりしたものを選ぶという選択もあります。これにはそれぞれ一長一短がありますから、良く検討されてどの選択が自分に合っているのかを検討されることをおすすめします。 具体的な機種名はここでは書きませんし、各望遠鏡販売店で意見も言うことも違うと思います(ほんとはそれでは選ぶ方は困るんですが(^_^))が、良く相談して納得することが大切ですね。 |
余談ですが(^_^) #336 書き込み者 編集部 ふなもと HomePage [2000/10/29 12:10] |
リコーのサンキュッパ。懐かしいですね(^_^)。実はうちでも天体写真専用機として後継機のヨンキュッパことXR1000Sがまだ現役で生きています。シャッター制御のロジックが絶縁不良を起こしているらしく、電池を入れて数日経つと消耗してしまうので使っていませんが、天体写真用としては充分機能を果たしています。 ビクセンのポラリスR100L。私も最初に買った望遠鏡はこれでした。まだまだ現役で使えますよね。ギアの遊びも調節次第で良くなりますし、標準レンズでの撮影なら十分こなすと思いますよ。モータードライブがもう発売されていないのが残念なのですが・・・。 |